当時の石立ドラマのなかでは一番好きなドラマでした。
笑えるし、泣けるし、
今でも強く記憶に残る昭和のドラマです。
当時はドラマといえばTBSが定番でしたが、
このドラマは日テレ制作(ユニオン映画)でした。
主役の榊原るみは初々しくて可愛らしくて、
お人形さんのような可愛さです。
榊原るみは、この作品でアイドル的な人気を博しました。
魅力的な俳優達による、魅力的な演技が繰り広げられてます。
俳優陣の充実とコミカルな脚本・演出が光るシリーズでした。
メインキャストには佐野周二、水野久美、浦辺粂子などの
映画出身のビッグ・ネームの他、
山田吾一、冨士眞奈美、山本紀彦などの
石立ドラマおなじみの芸達者なメンバーが揃っています。
小田急沿線の昭和の家庭が舞台でした。
しばしば、ドラマシーンで小田急ロマンスカーの警笛音が鳴ります。
特に 清水文彦(清水家の次男):石立鉄男と
清水力丸(清水家の三男):山本紀彦との
会話のテンポの良さとリズミカルな会話が
まるで、しゃべくり漫才のようでおもしろかったです。
ばあや役の浦辺粂子はモノマネの定番となり、ドラマ後、鶴太郎はじめ
ほとんど誰でもやるようになりました。
榊原るみがカワイイお嫁さんで、
それを取り巻くお父さん佐野周二さん・御兄さん達と御姉さん。
いいなあって思う家族愛ストーリー。
昭和のよき時代の、ほのぼのとした記憶があります。
ホームコメディだが、
しっかり作り込んでいるので安心して見ていられます。
人間の善意が全編を支配しており、
ホロリとさせる部分もあります。
これぞホームドラマという感じです。
こういうドラマは残念ながら平成の今ではないです。
★その他の「昭和の名作ライブラリー」を調べてみる★
0 件のコメント:
コメントを投稿